理社を頑張ろう!

 第3回定期試験が終わり、中3生は学校の行事がほとんど終わりました。残すはいよいよ入試のみというところまできましたね。

11月の頭に受けたVもぎの見直しは十分に行えているでしょうか?定期試験対策期間に入ってしまってあまり復習できていないという人も多いのではないでしょうか?

 理科では計算問題が多く出題されていました。反省文を見るとそれを気にしている人が多かったように思います。もちろん計算問題が正解できるようになることは大事ですが、知識で解ける問題は確実に得点できていましたか?例えば電気回路の問題が出題されていました。計算問題が目につきますが、電流計と電圧計の使い方の問題は正答できているでしょうか?できていない人はもう一度各単元の復習をしていきましょう。計算の多い単元であってもすべての問題が計算なわけではありません。「確実に点数をとるべきところで確実にとる」このことを意識して次回12月のVもぎに向かいましょう。

 社会では資料の読み取りで正解できている人が前回よりも増えていたように思います。練習の成果がでましたね。今回は時差の問題が印象的でした。よくある時差の問題は「A地点が○時です、経度が□度のB地点は何時ですか」という問題です。このパターンの問題であれば直前でも授業でやっていたため解ける人も多かったと思います。しかし今回出題されていた問題は「A地点が○時です、ある地点が△時のとき、この地点はどこですか」という問題でした。一見するとほぼ同じような問題ですが、しっかりと時差の本質を理解していないと正答できない問題です。普段練習するときに、ただパターンを暗記するような勉強をしている人は、聞かれてくることが少し変わるだけでも解けなくなってしまいます。近年の入試問題はただの丸暗記ではなく、言葉の意味、解法を理解することが必要になってきているのです。

 前期入試まで残りあと2ヶ月と数日、理科社会でどれだけ点数を伸ばせるかがポイントになってきます。一緒に全力で入試に向かっていきましょう!

小磯