それぞれの定期テスト

いよいよ中学生も定期テストの時期がやってきます。新しい学年での最初の定期テスト。非常に大切なテストとなります。

 

中学3年生にとっては、成績を上げるため、のみならず、入試に向けた基礎固めのテストでもあります。定期テストで正解できないものが、入試で正解することはないのです。「入試」と言われると、遠く先のことと思われることもありますが、10か月もないのです。日々の勉強がそのまま高校入試の勉強になっていくのです。

 

中学2年生には、「入試」という言葉はまだ現実的ではありません。しかし、2年生も同様に定期テストは大事なのです。1年生の時にやってきたことの上に2年生の勉強があります。今回のテストは「2年生第1回」の定期テストではありますが、「中学生第5回」の定期テストでもあるのです。1年生の間にやってきたことがしっかりと身についているか、それをチェックするテストなのです。

 

中学1年生はまさに「初めてのテスト」です。最初でつまづいてしまうと、今後の勉強意欲も下がってしまいます。何事も最初が肝心なのです。どのように勉強していけばいいのかもわからない状態で、非常に不安を感じるかもしれません。しかし、今は目の前にある課題をしっかりと解くことが重要です。そうすれば、結果は自ずと出てくるはずです。先輩方もそのように勉強してきたのですから。

 

中学生は立場により、それぞれ定期テストの意味が変わってきます。しかし、目指すものはみんな一緒です。「ベストな結果を出す」ことです。時間も限られていますが、最大限の努力をして、よい結果を残していきましょう。

佐藤