抽象的概念

目に見えて触れるモノではなく抽象的な概念、名詞ではなく形容詞は、とかく伝達が難しい。

 

モノの名前はイラストで済みます。今日も「dragonflyって何?…あ、トンボかあ」「じゃあ本物のドラゴンは英語で何て言うの??」「It's just a dragon.」

 

この遣り取りはけっこう奥が深くて、英語ではトンボより先にドラゴンって言葉があったということ。トンボよりも架空の生物のほうがより身近な存在だったんですね。(ちなみにチョウチョはバターが飛んでるからbutterfly。これも食べ物が先です)

 

じゃなくて抽象的な言葉。「早い」「遅い」「今」…これを英語だけを使ってどう伝えるか。ホワイトボードに図を描いたり、身振り手振りを用いたり。今日有効だったのは、例文を使うこと。

 

感情を込めて「Oh, you are late!」「What are you doing now?」なんて言うと、先生の表情やジェスチャーから子供たちは「あ、〇〇ってこと?」とすぐに言い当てます。小学生は、ここのスピードがとても速いのです。

西田