高校生は早くも中間テストです。実際は「早くも」ではないのですが、どうしても、夏休みから今日までがあっという間に過ぎ去ってしまったように思われます。「テスト前だから頑張ろう」と言っていく時期になってしまったのです。
考えると、１年中「テスト前だから頑張ろう」と言っているような気がします。高校生たちは、常に言われているように感じるかもしれません。しかし、「指定校推薦」を考えるのであれば、今頑張らなければいけないのです。受験をする人が、定期テストを頑張らなくていいというわけではありませんが、指定校推薦をする人にとって、定期テストはとても重要。１つ１つの積み重ねが直接、大学の合否につながるのです。
受験をしなければいけない大学もあります。行きたい大学の指定校枠がないこともあるかもしれません。しかし、「受験をする」ということは、「どこにも受からない（＝浪人をする）」ことがあり得るのです。しかも、受験で出てくる試験の範囲は今までのすべての範囲。あまりに広すぎて、復習をしていくことも大変な量です。１日２４時間では短すぎる、と感じることもありました。全国の受験生が、毎日驚くべき量の勉強をして、志望校を目指しています。そんな彼らと戦っていかなければいけない。それが受験です。
今、テストに本気で立ち向かい、いい結果を残して指定校推薦を目指すか。「受験をする」という覚悟を決めて、ひたすらに勉強をするか。受験でいい思い出がない私は、指定校推薦に大きな魅力を感じます。
佐藤