複数の科目をまたいで総合的に学ぶ、いわゆるクロスカリキュラムが教育の主流になりつつあります。
これはそんなに大げさな話ではなくて、たとえば英語のレッスンで歌を歌う、これだって英語と音楽のコラボです。
また、中学英語の授業で私が必ずやることなのですが、「なぜ世界の多くの国で同じ言語が話されているのか」を子供たちに考えさせながら、話を地理から歴史、そして理科にまで発展させていきます。科目がクロスすると視点や発想がポンポン変わって非常に面白い。
小学英語でも、題材として地理や歴史、理科や数学などを扱います。子供たちは本当に好奇心豊かです。英語の教材を通してハチュウ類と両生類の違いを学んだり、日本で登録された世界遺産について知ったり…
科目間の垣根は、低ければ低いほどいい。そう思います。
西田