公立高校入試のしくみ③

学校別の検査について

 

二日目の学力検査の後、各高校が定める検査が実施されます。主な内容は次の4つです。

 

面接 自己表現 ③ 適性検査 ④ 小論文作文 

 

多くの学校はこのうちの一つを実施しますが、2つの検査を併せて実施する学校・学科もあります。また、学校別検査の配点がわずかな学校もありますし、逆にかなり高い配点を割り振る学校もあります。

 

自分が受験する学校がどのような検査を、どのような比重で実施するのかを必ず確かめてください。

 

面接

  もっとも多くの高校が実施しています。集団面接と個人面接とがあります。

 

自己表現

   主に部活動の「実技」をもって自己アピールします。サッカー部志望の子がミニゲームを行なう、吹奏楽部志望の子がフルートを演奏する、などです。

  部活動入部を志望しない、あるいは自分の部活動が高校が指定する「実技」に含まれない場合は、スピーチや作文で自己PRします。

 

  配点によっては、部活動をやっている子が有利になる可能性が高い検査です。

 

適性検査

  専門学科の学校が、その学科に対する適性があるかを検査します。

 

例:千葉女子【家政科】…与えられた指示に従って裁縫(60点)

 

小論文作文

  与えられたテーマについて、500~800字程度の作文が課されます。

  

:千葉東 …作文(10点) 市立千葉 …小論文(10点)

 

※※

思考力を問う問題

 令和4年度入試より新しく実施されます。今回は県立千葉高校のみが採択。学校独自問題ではなく、県が作成する国数英3科が一体化した試験です。より論理的な思考力、表現力が問われる内容になっています。

 

 ■ 国語・数学・英語 あわせて60

 ■ 100点満点

 ■ サンプル問題(08/31公表)