新しい公立高校入試⑤

合否判定のしかたは、その高校がどのような生徒を求めるかによって異なります。さまざまな選抜方法を採る高校を見ていきましょう。

 

標準型の選抜

 

基本的にはどの高校も

 

【学力検査】+【内申点】+【加点】+【学校別検査】の合計点で合否を判定します。

 

標準的な配点をする高校の例を2つ挙げます。

 

■市立千葉高校

 

 学力検査 内申点 加点 小論文  

  500    135点 15 10  

 

■千葉北高校

   

 学力検査 内申点 加点  面接  

   500   135 40 20

  

さらにまとめると、

 

■市立千葉

 学力500/調査書145/学校検査10

 

■千葉北

 学力500/調査書175/学校検査20

 

どちらも、学力と調査書とのバランスを重視した配点と言えます。

 

上の2校を比較すると、市立千葉のほうがより学力重視と言えるでしょう。千葉北は40点分の【加点】で、出欠席や部活動、生徒会活動の実績などにも点数を配しています。