Open to the World

ロシアのウクライナへの侵攻。新中学1年生の授業でこの話題を振ってみると、「ウクライナ」「ロシア」「プーチン」といった単語が子供たちの口からぽんぽんと出てきました。

 

皆、世の中のできごとに向けてちゃんとアンテナを立てていることがうかがえます。中学校での学習には、この“アンテナ”が重要になります。外の世界に対してどれだけ自分を開いているか、です。

 

テレビやインターネット上で見聞きするさまざまなニュースや情報を、自分とは関係ない遠い世界のことだと思うのか。それとも、それが自分の日々の生活にどう関わるのかに思いを巡らせるのか。

 

後者のようなものの見かたができる子の学習には、奥行きが生まれます。教科書に載っていることを単なる暗記事項としてとらえるのではなく、それを身の回りの事象と結び付けて理解したり、そこからさらに想像を膨らませたり…

 

さまざまなことに対して、「自分にも関係あるかも」という発想をしてみましょう。そうすれば、それについてもっと学びたいと思えてくるはずです。

ニシダ